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盗聴にパワハラ。常軌を逸したパチンコ店のパート①

この春から別居することが決まり、実家近辺の仕事を探してみた♪

数ある求人情報の中に、昔働いていたパチンコ店の求人があるのを発見。

ここのパチンコ店でのパートは2か月持たなかったが、当時は一風変わったお店で、印象に残っている。


そのパチンコ店は大手ではなく、他には1,2店舗あるかないかの小規模系列店。

当時は新店舗のオープニングスタッフを募集しており、自宅から近いことと時給の高さに惹かれて応募し、採用された。

パチンコ店で働くことを(のちの)お義母さんに伝えたところ、丁度パートを探していたとのことで、後日お義母さんも清掃係で採用された。

この時にお義母さんが入社していなければ、最後まで盗撮・盗聴の事実に気づくことはなかったかも知れない。

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俺に逆らうやつは、全員クビだ!

研修が始まったのは、オープンの一か月前あたりから。

店長による怒涛の発声練習と筋トレが始まった。

毎日何時間も、声が枯れて出なくなるまで大声を張り上げ、発声練習の猛特訓。

それに前後して、スクワット・腹筋・腕立て伏せなどの筋トレを、何十回何百回とさせられる。

肝心なオープンに向けての準備や業務研修をする時間が発声練習と筋トレに使われてしまい、無駄に残業が目立っていた。

私は長年悩まされていた不眠症があっさり治った。

店長は、ちょっとでも気に入らない発言や態度をとった従業員を、正社員でも構わず即刻クビにした。

目についた一人をターゲットにして、外見や人間性を罵ったり、その人だけ休憩中も休まず筋トレをするよう命令し、楽しんでいた。

ターゲットになるのは店長に言い返したりしないような気弱な男性が多く、私は見ていないけれど、店長に反抗した人はその場ですぐクビにされていたそう。

「あれ、あの人は?」と聞くと、「ああ、昨日クビになったよ」というのは何度もあった。

養う家族のいる正社員の男性は、何も言わずただ店長の命令に従うしかなかったようで、それでも芯の強そうなその男性は段々ターゲットから外れていった。

直属の部下に対しては暴力まで振るう横暴ぶりだったが、その部下は店長を尊敬し、何をされてもついていくような考えの持ち主だったので、痛めつけられるのが好きな人なんだろうと納得した。

深刻な人手不足と、続く単純ミス

連日続くハードな特訓で、オープンの数日前には、従業員はみんな声もガラガラ、疲労と筋肉痛で動けないようになってきた。

ただでさえ異様な発声練習と筋トレに恐れをなし辞める人が多かったのに、真面目に働く人を店長が独断でクビにする為、大々的に求人募集をかけていても応募が追い付かず深刻な人手不足の状態に。

たった一ヶ月の間に、30人以上の人間が辞めていた。店長は上から釘をさされたようで、簡単に人をクビにすることはなくなったものの、暴言などは相変わらず続いた。

オープン時には急遽、派遣会社の営業さん達まで駆り出され働くこととなった。営業さん達は常に低姿勢で、店長の言う事も素直に聞き、真面目に働いていた。

開店セレモニーの演出は「店長万歳!」と従業員一同笑顔と拍手で店長を盛り立て、店長の合図で店が始まるというもの。

お客さんの入りも満席にはほど遠く、演出には冷ややかな態度だったが、ネットでは「内輪だけ盛り上がって感じの悪いセレモニーだった」などと書かれていた。

私としては店長万歳!というセリフや、目が笑ってない笑顔などの演出は悪くなかった。面白かった。

数時間後には「出ない、出ない、オープン日に出ないとは、どうなっとるんじゃ。もう10万負けた」などと愚痴るお客さんが多かった。

オープン後の平日には、お客さんが来ずガラッガラだった。週末も想像以上に忙しくなかった。

営業中にはできない閉店後の作業は連日多く、それに加え店長による訓練も続き、疲労が蓄積していた従業員はこの頃からバタバタと倒れるようになった。

このパチンコ店異常だねと言いつつ共に頑張っていた仲間も、ある朝高熱で仕事を休む連絡を入れたところ、店長に「馬鹿!死ね!!」など大人げない言葉交じりに罵倒された為「もう耐えられない!辞めまぁす!」と去っていった。

私も、足が動かず休む連絡を入れたところ、怒鳴られはしたものの「馬鹿!死ね!」は言われなかった。きっと前回それで仲間が辞めたので、少しは大人しくなったのか。

「俺は寝ている時間なんてない!ずっと休まずこのお店の為に働いているんだ!お前らには少なからず休む時間があるだろうが!自分の体調ぐらい自己管理しろ!」みたいなことを、よく言っている店長だった。

私は子供がいるので週3勤務、残業不可という条件で採用されたはずだったが、オープン直前からの数週間は、人手不足で休日もとれず残業三昧の日々。

いつも小奇麗に身だしなみを整えていた女性が、髪はボサボサ目ヤニをつけ制服もヨレヨレ、それでも必死に働いていた。

勤務変わるから休んでと何度も頼んだが、その女性は店長を恐れ、首を縦に振ることはなかった。

もう身だしなみを気にしていられる程元気のある従業員の方が少なく、みんなボロッボロだった。

単純ミスが引き金となって生じるトラブルも多かったが、店長より下の立場にいる役職の人が一番恐れたのは、トラブルが店長に発覚すること

店長にバレずに済むなら、店や客がどうなろうが知るか!という程追い詰められていた。

目に余る隠ぺい工作に「いくらなんでも、それはマズいんじゃないですか?」と聞くと、「いいのいいの、店長にバレなきゃそれでいい」と虚ろな目でニンマリしていた。

タイムカードでお給料はごまかされることなく、残業代もしっかりついて金銭的にはウハウハだった。

不自然な違和感

いつ頃からか、違和感を感じるようになった。

ある日の休憩中、養う家族のいる正社員と休憩室で一緒になり、お店の不満をもらしたところ、いつもなら打ち解けて話してくれるその正社員は、困惑した表情を見せるだけで、私の言葉に返事することはなかった。

また別の日に休憩室で一緒になった部外者の人とたまたま盛り上がった話の内容を、その場にいない店長が知っていたことがあった。

そして、「このお店は、他のお店とだいぶ様子が違うようですね」と苦笑いを浮かべていた派遣の営業さんが、すぐにとある事実に気づき、従業員とは距離を置くようになっていた。

長くなったので、続きます→盗聴にパワハラ。常軌を逸したパチンコ店のパート②