中学校の3者面談で、息子に席を外してもらった後、先生が言った。

とある学校行事のサプライズで親からの手紙を子供たちに渡すので、子供に知られないように手紙を書いてきてほしいと。

 

私は息子には日ごろ言わない想いを、手紙に書いた。

「自分からやりたいと言っておいて、全然チャレンジやってないね。」

「たまにはチャレンジやってね。」

「○○が苦手と言うけど、チャレンジをやって質問してね。」

「チャレンジをやってね。」

 

よし!これだけ書いておけば、息子も真面目にチャレンジに取り組んでくれるだろう。

 

そして、待ちに待った行事の日を終え、息子は目を輝かせながら楽しそうに帰宅した。

きっと口には出さないけど、私の手紙を読んでチャレンジへのやる気が高まったんだろう。

 


 

その数日後、気になって息子に聞いてみた。

「タロヤ、チャレンジやってる?」

 

「やってないよー」

 

全然悪気もなく呑気に答える息子に

 

「学校から私の手紙もらった?」

と尋ねると

 

「もらったよー」

 

もらったのか。

 

「読んだ?」

 

「まだ読んでないよー」

 

なんと。

 

私の想いを綴った手紙は、どうやら読まれることのないまま忘れ去られそうな予感だ。

 

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